災害に備えて

エルニーニョ現象の影響だそうで暖かな12月です。

地球環境の変化で災害が発生することが多くなってきています。
今年も火山の噴火や水害で一緒に暮らす動物たちと共に避難された方が多くいらっしゃいました。

2011年の東日本大震災の教訓から 環境省では【災害時におけるペットの救護対策ガイドライン】を作成しています。震災当時に比べると「災害が起きたときは飼育している動物も共に避難すること」が当たり前のことになりつつあることを とても嬉しく思っています。

同行避難についてガイドラインには以下のように書かれています。
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災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(環境省)より 総説5ページ
○同行避難
災害発生時に、飼い主が飼育しているペットを同行し、避難場所まで安全に避難すること。同行避難は避難所での人とペットの同居を意味するものではない。

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平成になって30年近くが経とうとしている今、多くの犬猫が屋内飼育されています。
ですからつい「同行避難=一緒の生活」と思いがちで、今年の水害でもネットの情報によるとその部分での混乱があったように見受けられました。

~同行避難と同伴避難の違い~
【同行避難】避難所にペットを連れていくこと。ペットは基本的に屋外退避。
【同伴避難】避難所に同行したペットも屋内退避できる。


犬を保護しました2被災した迷子犬を保護

これもこの環境省のガイドラインの留意点なのですが
9ページ の「平常時災害時におけるそれぞれの役割」≪2 自治体の役割≫ には「望ましい」「検討する」という文字が並んでいます。

環境省ではペットの同行避難を推奨してはいるものの、実際の対策はあくまでも各自治体の自主性に任されていることが分かります。

推奨とは・・ある事物または人をほめて,他人にすすめること。
三省堂 大辞林より 


自治体の中には東京都渋谷区のように、すでに対策をたててマニュアルに明文化している自治体もあります・

渋谷区民防災マニュアル

7ぺ―ジ
●犬・猫・小鳥などのペットは飼い主と同行避難し、避難所内の「ペット専用スペース」で飼い主の責任により飼育します


万が一自分の住む町が災害に遭い被災した場合、その地区に暮らす全員が被災者になります。その時に初めて被災動物に対しての対策を求めても 災害時の自治体は現状対応だけでも手が回らない状態に置かれています。
平穏な日常生活を過ごしていられるときに、災害発生時に自分が住む街ではどのような対策を講じているかをまず調べてみましょう。

街8 2011年4月末

大きな災害が起これば、たとえ大きな被害に遭わなくても数日間は電気もガスも水道も使えません。電話も使えなかったり繋がりにくくなります。一時的には物流全般が止まること、車を動かそうにもガソリンも入ってこなくなることを想定してください。
特に、家族にアレルギーの犬がいる場合、日頃食べさせているフードが療法食であったり 薬を服用している場合もあります。
1週間から10日分の常備薬や療法食の準備を心がけましょう。また人間でいうお薬手帳にあたるような健康状態の記録もお忘れなく。手づくり食の飼主さんは 動物と分け合える非常食を備蓄しておきましょう。

下のような簡単にダウンロード出来るページを印刷して 一度、今の状態を整理してみると良いかもしれません、
◆ 緊急災害の同行避難袋チェックリスト・動物の健康情報


ネット情報を検索していて とても参考になった記事をご紹介します
 【犬猫の防災2015】避難グッズを揃えるより大切なことは?―ペット防災のプロに聞く(1)

◆ 【犬猫の防災2015】実際の避難所での生活や同行避難とは?―ペット防災のプロに聞く(2)

散歩 凸凹散歩道

ANICE(アナイス)さんの活動をこの記事で初めて知りました
※ANICE(アナイス)明日の動物の防災を考える市民ネットワーク。
緊急災害時に飼い主と動物が同行避難し、人と動物がともに調和して避難生活を送ることができるよう、知識と情報の提供を行っている。

◆ NPO法人 ANICEホームページ

今まで災害に遭われたことがない方は、どんな状況になるかを想像しても感情が先に来てしまい具体的に何をしたらいいかが分かりにくいと思います。HPの中の ◆ ≪災害が起こったら≫ というページでシミュレーションしてみると、自分がどのような対策を立てれば良いかがイメージしやすいのではないかと思います。


もう一つ、おすすめのHPです。
備えよう!ペットの災害対策〈新潟県動物愛護センター〉

私が知っている自治体の中では、新潟県は同行避難の対策が進んでいる県だと思います。広域の災害の場合 最寄りの避難所が同行避難不可であるならば 別の避難所・隣の自治体の避難所にお世話になることを考えることもできるのでお住まいの自治体の広報の仕方や災害対策と 他の自治体を比較してみることも有効だと考えます。


災害時に慌てないために、また同行避難をあきらめないために 今 備えられることを一緒に考えていきましょう

何? 
 震災から3週間 ヨーグルトを待つ(手に入らず自家製)

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参考
災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(環境省)


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休会中のみなさんへのメッセージも込めて 犬側ブログで災害時の情報を整理してみました。

本家内でも時折 皆さんが残してくださった記事を掘り起こし、今の情報につなげています。 書き込んでくださった情報を読み返しながら、犬側ホームカミングデーもありかな~(^◇^)と思ったりしています。


~【ワンコ☆そば】でお会いした皆様へ~
今年もお世話になりました。
みなさんとみなさんと共に暮らすご家族、ご愛犬・ご愛猫のご健康とご多幸をお祈りしています。
どうぞ楽しいクリスマスを そして良いお年をお迎えください。
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